豪州のTelstraが4月28日にGalaxy S8とGalaxy S8+を発売、LTEは下り最大1Gbpsで利用可能

豪州の移動体通信事業者であるTelstraはSamsung Electronics製のスマートフォン「Samsung Galaxy S8」および「Samsung Galaxy S8+」を2017年4月28日に販売を開始すると発表した。

TelstraはTelstra 4GXとしてLTEサービスを提供しており、2017年2月に通信速度を下り最大1Gbpsに高速化した。

これまで下り最大1Gbpsに対応した端末はNETGEAR製のモバイル無線LANルータ「NETGEAR Nighthawk M1」のみ用意していたが、新たにSamsung Galaxy S8とSamsung Galaxy S8+が下り最大1Gbpsに対応した端末のラインナップに加わる。

下り最大1Gbpsのエリアは2017年3月時点でシドニー、メルボルン、ブリスベンの中心業務地区から約1km以内に限定されており、下りの実効速度は5～300Mbps程度と案内している。

なお、Telstra 4GXの下り最大1Gbpsはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に加えて、すべての搬送波に256QAMを適用、2波の搬送波に4×4 MIMOを適用し、これらの技術を組み合わせて実現する。

Telstraはポストペイドプラン向けにSamsung Galaxy S8とSamsung Galaxy S8+を用意しており、契約期間が24ヶ月のポストペイドプランとセットで提供することが決まっている。

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