韓国のKTがLTEネットワークに電池節約技術を導入、持続時間を45%向上へ
- 2017年04月15日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTは同社のLTEネットワークに電池節約技術を導入したと発表した。
Connected mode Discontinuous Reception (以下、CDRX)技術を適用し、スマートフォンの使用時間を最大で45%も向上するという。
CDRX技術の適用はネットワーク側の高度化により端末の電池持続時間を向上するとしており、端末の通信機能を定期的に省電力モードに移行させて電池の使用量を低減するとのことである。
KTは2017年4月1日に商用のLTEネットワークにCDRX技術を適用した。
韓国で初めてCDRX技術を導入した移動体通信事業者となり、KTの加入者であれば端末の変更なしで恩恵を受けられるとアピールしている。
また、KTはSamsung Galaxy S8を用いてCDRX技術による効果を韓国情報通信技術協会(TTA)に検証を依頼した結果、使用時間が最大で45%も延びることが確認できたという。
スマートフォンの電池持続時間に不満を持つ消費者が多いとする調査結果があることを示しつつ、KTであれば消費者の不満を解消できると主張しており、これからも革新的かつ差別化された技術により顧客満足度を高める方針を示した。
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