LGエレクトロニクス、トルコで家電量販店を通じたスマホ販売を中断

韓国のLG Electronicsはトルコにおいて家電量販店を通じたスマートフォンの販売を中断していたことが分かった。

韓国メディアの報道によると、LG Electronicsは2016年末に家電量販店を通じたスマートフォンの販売を中断したという。

そのため、トルコの家電量販店ではLG Electronics製のスマートフォンは在庫限りの販売となり、家電量販店の実店舗やオンライン販売サイトではLG Electronicsのカテゴリが消えたとのことである。

ただ、トルコから完全に撤退したわけではなく、移動体通信事業者を通じたスマートフォンの販売のみ継続している。

事実上、トルコでは携帯電話事業の規模を縮小したことになるが、この背景には携帯電話事業の不振がある。

LG Electronicsのトルコ法人であるLG Electronics Ticaretは2016年に携帯電話事業および自動車部品事業で2億2,400万米ドル(約244億円)の損失を記録し、一時はトルコから撤退するとの報道も出た。

なお、LG Electronicsはトルコから撤退することは事実ではないと否定しており、トルコで携帯電話事業を継続する方針は明確にした。

トルコで携帯電話事業の規模を縮小したことについて、経費削減して営業効率を高めるために流通戦略を転換したと説明している。

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