マレーシアのDigi.Comが2017年Q1の業績を発表、携帯電話加入件数は減少
- 2017年04月29日
- 海外携帯電話
マレーシアのDigi.Comは2017年第1四半期の業績を発表した。
2017年第1四半期の売上高は前年同期比4.8%減の15億7,400万マレーシアリンギット(約404億円)、移動体通信事業のサービス売上高は前年同期比5.6%減の14億7,200万マレーシアリンギット(約378億円)、プリペイド契約の売上高は前年同期比13.1%減の9億5,200万マレーシアリンギット(約245億円)、ポストペイド契約の売上高は前年同期比12.1%増の5億2,000万マレーシアリンギット(約134億円)、EBITDAは前年同期比1.0%増の7億1,100万マレーシアリンギット(約183億円)、EBITDAマージンは前年同期比2.6ポイント増の45%、税引後純利益は前年同期比6.5%減の3億7,300万マレーシアリンギット(約96億円)となった。
2017年第1四半期末における事業データも開示されている。
携帯電話サービスの加入件数はプリペイド契約が前四半期末から減少して958万7,000件、ポストペイド契約が前四半期末から増加して218万9,000件、合計は前年同期比4.5%減の1,177万6,000件となった。
携帯電話サービスの加入件数のうちプリペイド契約の比率は約81.4%、ポストペイド契約の比率は約18.6%である。
マレーシアリンギット(MYR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はプリペイド契約が前年同期比8.6%減の32マレーシアリンギット(約822円)、ポストペイド契約が前年同期比1.3%減の79マレーシアリンギット(約2,030円)、プリペイド契約とポストペイド契約の総合が前年同期比4.8%減の40マレーシアリンギット(約1,028円)となり、ARPUはいずれも低下傾向にある。
スマートフォン利用者のうちLTEサービスの利用者は60%に達し、LTEサービスで900MHz帯の利用に向けて準備を進めていることも明らかにした。
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