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インドにおける2017年Q1のスマホ出荷シェアが判明、インドメーカーは苦戦



香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchはインドの2017年第1四半期における携帯電話およびスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。

出荷台数はすべての携帯電話が前年同期比6%増、スマートフォンのみが前年同期比15%増となった。

メーカーおよびブランド別の順位はスマートフォンとフィーチャーフォンを含めたすべての携帯電話、スマートフォンのみに分けてそれぞれ上位5社まで公表されている。

すべての携帯電話では1位が韓国のSamsung Electronicsで26%、2位がitelブランドを展開する中国のTRANSSION HOLDINGS (深圳傳音控股)で9%、3位がインドのMicromax Informaticsで8%、4位が中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)で7%、5位が中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)で6%、その他が44%となった。

スマートフォンのみでは1位がSamsung Electronicsで26%、2位がXiaomi Communicationsで13%、3位がvivo Mobile Communicationで12%、4位が中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)で10%、5位が中国のLenovo (聯想)で8%、その他が31%となった。

なお、Lenovoには同社の子会社で米国のMotorola Mobilityが含まれる。

スマートフォンのみの集計ではインド企業が上位5社に入らず、中国企業の台頭によって苦戦していることが分かる。

出荷されたスマートフォンのうち96%がLTE方式に対応し、80%が5.0インチ以上のディスプレイを搭載するという。

また、米国のQualcomm Technologiesが開発したチップセットを搭載するスマートフォンは前年同期比64%増とのことである。

スマートフォンのみの集計では価格帯別の順位も公表されており、1位のみを紹介すると、3,999インドルピー(約6,900円)以下ではLYFブランドを展開するインドのReliance Retail、4,000~8,000インドルピー(約6,900~14,000円)ではSamsung Electronics、8,001~10,000インドルピー(約14,000~約17,000円)でもSamsung Electronics、10,001~15,000インドルピー(約17,000~26,000円)ではXiaomi Communications、15,001~20,000インドルピー(約26,000~35,000円)ではSamsung Electronics、20,001~30,000インドルピー(約35,000~52,000円)ではvivo Mobile Communication、30,001インドルピー(約52,000円)以上ではSamsung Electronicsとなった。

20,001~30,000インドルピーでは2位に米国のApple、3位にSamsung Electronicsが入ったが、AppleやSamsung Electronicsを抑えてvivo Mobile Communicationが1位を獲得した。

Counterpoint

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