クアラルンプールにあるマレーシア最大級のHuawei Flagship Storeを訪問
- 2017年05月29日
- Report
中国のHuawei Technologies (華為技術)のマレーシア法人であるHuawei Technologies (Malaysia)はマレーシアの首都・クアラルンプールに位置するPavilion Elite内に小売店「Huawei Flagship Store」を開設した。
Huawei Flagship Storeはマレーシア最大級のHuawei Technologiesの旗艦店である。
2017年3月25日に営業を開始しており、偶然にも2017年4月上旬にクアラルンプールを訪問する機会があったため、開業から間もないタイミングでHuawei Flagship Storeを訪問してみた。
中国メーカー各社は東南アジアの中ではマレーシアを最も重要な市場のひとつと認識している。
特にHuawei Technologiesを含めた中国でトップ3、また世界でトップ5のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)やvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はマレーシアでオフライン展開を強化しており、Huawei Flagship Storeの開設もオフライン展開の強化の一環と言える。
Huawei Flagship Storeではスマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイスを中心に、マレーシアで発売されたHUAWEIブランドの製品を展示および販売している。
展示されるスマートフォンは旧機種から最新機種まで、エントリークラスからハイエンドまで充実しているが、フラッグシップのシリーズであるHUAWEI PシリーズとHUAWEI Mateシリーズを二大柱としており、HUAWEI PシリーズとHUAWEI Mateシリーズは各シリーズ専用の展示コーナーが用意されている。
マレーシアは東南アジアでは経済レベルで上位に入り、市場規模と経済規模の両観点を考慮すると、周辺国と比べて収益性が高い中高価格帯以上の高付加価値製品の販売もそれなりに見込めるため、マレーシアにおけるスマートフォン事業を強化しており、HUAWEI PシリーズとHUAWEI Mateシリーズの販売台数をより伸長させようとする取り組みが見られる。
▲
HUAWEI Pシリーズのコーナーに展示されるHUAWEI P10
▲
HUAWEI Mateシリーズのコーナーに展示されるHUAWEI Mate 9 Pro
アクセサリ類や周辺機器の販売も充実しており、スマートフォンなどの購入時にアクセサリや周辺機器もセットで購入できる。
東南アジアではHUAWEIロゴを入れただけの非純正品もよく流通しているが、Huawei Flagship Storeでは確実に純正品を買える。
▲
Huawei Flagship Storeではアクセサリ類も充実
Huawei Flagship StoreにはCustomer Service Centerが併設されており、アフターサービスを提供している。
Customer Service Centerでは専用のカウンターが設けられ、一対一でサポートを受けることができる。
なお、Huawei Flagship Storeの営業時間は10時~22時(マレーシア標準時)であるが、Customer Service Centerの営業時間は11時~21時(同)と短いため注意しておきたい。
▲
Huawei Flagship Storeに併設されるCustomer Service Center
Huawei Flagship StoreはPavilion Eliteの5階に入居している。
Pavilion EliteはPavilion Kuala Lumpurに隣接し、最寄駅はKLモノレールのエアアジア-ブキッ・ビンタン駅もしくはラジャ・チュラン駅で、各駅から徒歩圏内である。
クアラルンプールの中心部でアクセスは良好であり、Pavilion EliteおよびPavilion Kuala LumpurはHuawei Flagship Storeのほかにファッションブランドや飲食店なども充実しているため、クアラルンプールを訪問時は行程の一部に組み込んでも楽しめるだろう。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。