韓国のSK Telecomが4.5Gサービスを開始、6都市で下り最大900Mbpsに
- 2017年06月05日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomは2017年6月5日に4.5Gサービスを開始すると発表した。
複数の技術を同時に導入して通信速度を大幅に向上し、4.5Gとして展開することを明らかにしている。
2017年6月5日より、通信速度は従来の下り最大500Mbpsから適用技術に応じて下り最大700Mbps、下り最大800Mbps、下り最大900Mbpsに高速化する。
下り最大700Mbpsは5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)と256QAMを同時に適用して実現し、韓国全土の57の市および郡で導入される。
下り最大800Mbpsは4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)と256QAMに加えて1搬送波で4×4 MIMOを適用して実現する。
下り最大900Mbpsは3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)と256QAMに加えて2搬送波で4×4 MIMOを適用して実現し、下り最大800Mbpsと下り最大900Mbpsは首都・ソウルのほか釜山、大邱、光州、大田、蔚山から導入される。
これら技術の対応端末はSamsung Electronics製のSamsung Galaxy S8 (SM-G950N)およびSamsung Galaxy S8+ (SM-G955N)となる。
SK Telecom向けのSamsung Galaxy S8とSamsung Galaxy S8+には2017年6月2日よりソフトウェアのアップデートを提供しており、アップデートを適用することで従来より大幅に高速な通信を利用できる。
■関連記事
SK Telecom版のGalaxy S8とGalaxy S8+に通信速度を向上するアップデート、5CC CAに対応
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。