FoxconnがブラジルにおけるiPhoneの製造を終了へ
- 2017年06月15日
- Apple関連
台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)はブラジルにおけるiPhoneの製造を終了する見込みであることがブラジルメディアの報道で分かった。
Foxconn Technology Groupは米国のAppleよりiPhoneやiPadの製造を受託する企業のひとつで、子会社を通じて保有する中国、インド、ブラジルの工場で製造を手掛ける。
ブラジルではFoxconn Technology Group傘下のFoxconn Brasil Industria E Comercioを通じてサンパウロ州ジュンディアイに設置した工場でiPhoneやiPadを製造しており、2011年には10億ブラジルレアル(約333億円)の投資と10万人の雇用創出を約束したが、すでにiPadの製造は終了して規模を縮小しているという。
すでにiPadの製造ラインは解体して設備の売却に取り組んでおり、iPadに加えてiPhoneの製造も終了する見込みと伝えられている。
Foxconn Technology Groupは米国政府の政策に沿って米国に製造拠点の設置を検討しており、さらにブラジルの経済低迷、政情不安、労働生産性の低下などを受けて、ブラジルでの製造は終了する決定を下した模様である。
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