SHARPブランドのスマートフォンをインドネシアのバタム島で製造へ
- 2017年06月15日
- Android関連
台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)はSHARPブランドのスマートフォンをインドネシアのリアウ諸島州・バタム島で製造することがインドネシアメディアの報道で分かった。
インドネシア政府はスマートフォンなどの国内製造を推進する政策を打ち出し、部品などの国内調達率に一定の基準を設けている。
そのため、多くのメーカーやブランドがインドネシア国内で製造しており、Foxconn Technology Groupもインドネシア向けのSHARPブランドのスマートフォンはインドネシア国内で製造するという。
Foxconn Technology Groupは同社傘下でインドネシアのInfocus Consumer International Indonesiaを通じて、500億インドネシアルピア(約4億円)を投じてバタム島に工場を建設中とのことである。
また、Foxconn Technology Groupは工場の建設でインドネシアのSat Nusapersadaと協力していることが伝えられている。
Sat Nusapersadaはバタム島に工場を保有し、スマートフォンの受託製造では実績があるが、慢性的なキャパシティ不足が知られる。
Foxconn Technology GroupはSat Nusapersadaが保有する工場の拡大に投資し、キャパシティ不足を解消したうえでSHARPブランドのスマートフォンを製造すると思われる。
基本的にインドネシア向けのスマートフォンを製造する計画としているが、近隣諸国へ輸出することも可能との考え方を示している。
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