台湾大手3社のGSM利用件数は13万件弱に、中華電信も10万件を下回る
- 2017年06月22日
- 海外携帯電話
台湾の政府機関で電気通信分野を管轄する国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)はGSM方式による2Gサービスの利用件数を公表した。
台湾ではChunghwa Telecom (中華電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)、Asia Pacific Telecom (亞太電信)の4社が2Gサービスを提供しているが、集計対象はAsia Pacific Telecomを除いた3社となる。
国家通訊伝範囲委員会は定期的に2Gサービスの利用件数を公表しており、2017年6月16日時点の集計ではChunghwa Telecomが92,038件、Taiwan Mobileが25,231件、Far EasTone Telecommunicationsが11,463件、合計で128,732件となった。
Chunghwa Telecomはようやく2Gサービスの利用件数が10万件を下回った。
2Gサービスの利用件数のうち、携帯電話事業者別の占有率はChunghwa Telecomが71.5%、Taiwan Mobileが19.6%、Far EasTone Telecommunicationsが8.9%となる。
Chunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far EasTone TelecommunicationsはGSM方式で利用する周波数が2017年6月30日に利用権の満期を迎えるため、これら3社は通訊伝播基本法第9条に基づき2017年6月30日をもって2Gサービスを終える予定である。
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