カタールのOoredooが4×4 MIMOを導入、下り最大1Gbpsに高速化
- 2017年08月31日
- 海外携帯電話
カタールの移動体通信事業者であるOoredooはLTEネットワークに4×4 MIMOを導入したことを明らかにした。
これまでキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)と256QAMを同時に適用して通信速度は下り最大600Mbpsで提供していたが、さらに4×4 MIMOも適用することで通信速度は下り最大1Gbpsとなる。
3CC CAの組み合わせはCA_3A-7A-20Aとなり、利用する帯域幅はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)が20MHz幅、1.8GHz帯(Band 3)が20MHz幅、800MHz帯(Band 20)が20MHz幅である。
なお、4×4 MIMOは3搬送波のうち2搬送波で適用する。
Ooredooは中東で初めて下り最大1GbpsのLTEサービスを提供する移動体通信事業者となった。
対応端末としてはモバイル無線LANルータのNETGEAR Nighthawk M1 (MR1100)を用意している。
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