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タイ―中国高速鉄道計画に900MHz帯を割当へ、GSM-Rの導入を想定



タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (以下、NBTC)はタイ―中国高速鉄道計画に900MHz帯の5MHz幅*2を割り当てる方針を示したことがタイメディアの報道で分かった。

NBTCがタイ―中国高速鉄道計画に割り当てる周波数は885.0~890.0 MHzおよび930.0~935.0 MHzの5MHz幅*2となる。

タイ―中国高速鉄道計画に割り当てられる周波数はCAT Telecomが保有しており、dtacブランドを展開するTotal Access CommunicationがCAT Telecomから借用して利用している。

2018年にCAT Telecomが保有する900MHz帯のライセンスが満期を迎えるため、再割当先をタイ―中国高速鉄道計画とする模様である。

900MHz帯では国際標準規格のGSM-R方式に準拠した通信方式を導入する方針も明らかにした。

中国と強調した周波数割当としており、中国の鉄道向け無線通信でも900MHz帯でGSM-R方式を運用している。

ただ、中国が主導した高速鉄道の計画は失敗した事例もあり、タイ国内ではタイ―中国高速鉄道計画に関して慎重に検討すべきとの意見も出ている。

Bangkok Post

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