SHARP FS8010が中国の認証を通過、ベゼルレス設計のスマートフォンか
- 2017年07月15日
- Android関連
FIH Mobile (富智康集団)製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「FS8010」が2017年7月11日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過した。
認証番号は2017011606982639、申請者はInnomaxx Technology (Tianjin) (群揚科技(天津))、製品名称はTD-LTE数字移動電話机、製造工場はHong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) (鴻富錦精密工業(深圳))となっている。
なお、Innomaxx Technology (Tianjin) (群揚科技(天津))はCommtiva Technology (康法科技)傘下で、Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen)はFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下である。
FS8010は未発表端末の型番(モデル番号)となる。
型番規則よりSHARPブランドのスマートフォンになると思われる。
すでにベンチマークに登場しており、スペックの一部が判明している。
OSにはAndroid 7.1.1 Nougat Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 630 Mobile Platform (SDM630)である。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.2GHzとなっている。
ディスプレイは約5.5インチで解像度が1080*2040となる。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
解像度が一般的なFHD(1080*1920)ではなく1080*2040となる模様で、縦長のディスプレイを採用する見込み。
FIH MobileおよびInnomaxx Technolog (Tianjin)は中国向けにベゼルレス設計を採用したフルディスプレイのスマートフォンをSHARPブランドで投入することを予告しており、FS8010はそれに該当する可能性がある。
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