シンガポールのM1が2017年Q2の業績を発表
- 2017年07月20日
- 海外携帯電話
シンガポールのM1は2017年第2四半期の業績を発表した。
2017年6月30日に終了した6ヶ月間の売上高は前年同期比2.9%増の5億1,200万シンガポールドル(約419億円)、純利益は前年同期比17.6%減の6,880万シンガポールドル(約56億円)となった。
売上高の内訳は移動体通信事業が3億1,700万シンガポールドル(約260億円)、固定通信事業が6,100万シンガポールドル(約50億円)、国際電話事業が2,800万シンガポールドル(約23億円)、端末販売事業が1億600万シンガポールドル(約87億円)となり、売上高から端末販売事業の売上高を差し引いた通信サービスによる売上高は4億600万シンガポールドル(約332億円)である。
また、移動体通信事業の売上高のうちポストペイド契約が前年同期比1.1%減の2億8,600万シンガポールドル(約234億円)、プリペイド契約が前年同期比16.4%減の3,100万シンガポールドル(約25億円)となった。
2017年6月末時点の事業データも公開されている。
携帯電話サービスの加入件数はポストペイド契約が前四半期末の127万1,000件から減少して126万7,000件、プリペイド契約が前四半期末の77万5,000件から増加して77万7,000件、合計は前四半期末の204万6,000件から減少して204万4,000件となった。
ポストペイド契約の比率は62.0%、プリペイド契約の比率は38.0%となっている。
シンガポールドル(SGD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が端末代金の割賦支払額を含めると前年同期比5.9%減の55.7シンガポールドル(約4,560円)、割賦支払額を除外すると48.5シンガポールドル(約3,971円)、プリペイド契約が前年同期比15.6%減の10.5シンガポールドル(約860円)である。
シンガポールの携帯電話市場におけるM1の占有率は2017年4月17日時点の統計情報としているが、ポストペイド契約が25.0%、プリペイド契約が23.0%、合計が24.2%となった。
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