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NTT Comが日本のMVNOとして初めてeSIMの実証実験を開始



NTT Communications (NTT Com)は2017年7月よりeSIMの実証実験を開始したと発表した。

携帯電話事業者、電話番号、契約内容などの情報を遠隔から書き換えられる遠隔SIMプロビジョニングが可能な環境を香港特別行政区で提供しているモバイル通信基盤上に構築し、IoTへの活用や一般消費者の利用を想定した実証実験を日本と香港特別行政区で実施するという。

GSM Association (GSMA)の規格に準拠したeSIMの実証実験は日本の仮想移動体通信事業者(MVNO)としては初めてで、GSM Associationの規格に準拠したM2Mモデルとコンシューマモデルの両方に対応し、日本や香港特別行政区をはじめとして米国など約40の国と地域で通信できる。

eSIMはSIMカードを差し替えることなく遠隔で最適な通信プロファイルを設定できるため、eSIMを組み込んだ製品の仕様を出荷先に関係なく共通化することや、外国で利用時に現地の通信事業者と契約することなどが可能となる。

M2Mモデルの実証実験ではあらかじめeSIMを組み込んだ機器に対して、SIMを管理するサブスクリプションマネージャから通信プロファイルの書き換えを指示し、無線通信を使用して遠隔で通信プロファイルをダウンロードさせるほか、通信プロファイルの切り替え、無効化、有効化、削除などの操作を行う。

コンシューマモデルの実証実験ではeSIMを組み込んだ機器から、通信事業者やプランを選択して通信プロファイルをダウンロードし、通信を有効化する操作を検証するという。

また、eSIMと組み合わせることができる埋め込み技術を有するパートナとの共同実験も実施するとのとこである。

NTT Communications

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