ナイジェリアの9mobileにVodacomやVirginなどが出資を検討か
- 2017年08月12日
- 海外携帯電話
ナイジェリアの移動体通信事業者であるEmerging Markets Telecommunication Services (EMTS)に対して複数の企業が出資を検討していることが外国メディアの報道で分かった。
Emerging Markets Telecommunication Servicesは債務不履行に陥り、Etisalatブランドを展開するアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Corporationが資本提携を終了するなど、所有構造に変化が生じている。
これまで、Emirates Telecommunications Corporationが資本を引き揚げたEmerging Markets Telecommunication Servicesにはアフリカで事業強化を図る英国のVodafone GroupとフランスのOrangeが出資に関心を示しているとの報道があるが、ナイジェリアのBUA Group、南アフリカのVodacom、英国のVirgin Groupが正式に出資の関心表明をEmerging Markets Telecommunication Servicesに提出したという。
Vodacomは南アフリカのTelkom SAと英国のVodafone Groupの折半出資合弁会社であり、Vodafone GroupとしてはVodacomを通じてEmerging Markets Telecommunication Servicesに出資することを検討している模様である。
関心表明を提出した企業の審査を実施してから入札を通じて出資元の企業を選定する見通し。
なお、Emerging Markets Telecommunication ServicesはEmirates Telecommunications Corporationとブランド提携も終了しており、Etisalatブランドから9mobileブランドに変更している。
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