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KDDIがLTE Cat.1に対応した小型LTE通信モジュールSKM32の提供を開始



KDDIはSeiko Solutions製の小型LTE通信モジュール「SKM32」の提供を開始すると発表した。

低速通信で低消費電流なLTE UE Category 1に対応したIoT利用に最適な小型LTE通信モジュールである。

LTE UE Category 1およびKDDI独自の低消費電流機能であるRTCアラームにより、単三電池2本分の電源で10年以上の駆動が可能としている。

従来の3G通信モジュールであるWM-M320と同形状で、またモジュールブラケット01と組み合わせて利用することで別サイズの3G通信モジュールであるWM-M300とも同形状となるため、WM-M300やWM-M320を利用する顧客はSKM32に移行しやすいという。

これまで、LTE通信モジュールは2本のアンテナが必要であったが、SKM32は1本のアンテナで利用できるため、従来よりも組み込み機器の小型化を実現するとともに、2本目のアンテナは購入不要となる。

通信方式はFDD-LTE 800(B18) MHzを利用可能で、LTE UE Category 1に対応するため、通信速度は下り最大10Mbps/上り最大5Mbpsである。

法人顧客向けに2017年8月31日より提供を開始する。

製造はSeiko Solutionsが日本国内の工場で手掛ける。

skm32
KDDI

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