オマーン政府が第3の携帯電話事業ライセンスの交付を延期
- 2017年09月08日
- 海外携帯電話
オマーンの政府機関で電気通信分野を管轄するTelecommunications Regulatory Authority (以下、TRA)は第3の携帯電話事業ライセンスの交付を延期していることが外国メディアの報道で分かった。
TRAは携帯電話事業者として新規参入する企業を募集し、サウジアラビアのSaudi Telecom Company (STC)、アラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Corporation、スーダンのSudatel Telecom Group、そしてクウェートのMobile Telecommunications Company (MTC)がライセンスの取得を申請した。
ライセンスの取得を申請した企業はTRAに技術計画や財務情報などの資料を提出し、TRAは資料の審査を経て2017年8月14日に入札参加資格者を発表、2017年9月4日に最終的な入札結果を発表する予定としていた。
しかし、2017年9月に入っても入札参加資格者すら発表されておらず、計画通りに進んでいないことは明らかであったが、外国メディアによるとライセンスの交付は2017年11月30日に延期したという。
オマーンの携帯電話事業者はOman Telecommunications Company (Omantel)とOmani Qatari Telecommunication Companyの2社であるが、Mobile Telecommunications Companyがライセンスの取得を申請後に、Oman Telecommunications CompanyはMobile Telecommunications Companyの株式9.84%を取得した。
Oman Telecommunications CompanyとMobile Telecommunications Companyの資本提携について、TRAは潜在的な影響を精査するためにライセンスの交付を延期したとの見方が強い。
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