KDDIとサムスン電子が5Gを利用した実験で190km超の移動中にハンドオーバー成功
- 2017年09月08日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIは韓国のSamsung Electronicsと第5世代移動通信システム(5G)を利用した実験で、時速190km超での車両走行中におけるハンドオーバーに成功したと発表した。
韓国の京畿道龍仁市に位置するEverland SPEED WAYで構築した28GHz帯の実験システムを活用し、2017年8月25日に時速192kmで複数の基地局間をハンドオーバーすることに成功したという。
また、時速205kmでの車両走行中における5Gのデータ通信に成功したことも明らかにしている。
Samsung Electronicsによると車両走行中における5Gのデータ通信では、時速205kmが2017年9月7日時点で世界最速とのことである。
KDDIはコネクテッドカーなどの高速移動環境下における5Gの活用を推進し、新たなサービスの創出を目指すという。
なお、28GHz帯は5G向け周波数の有力な候補のひとつであり、世界各地で28GHz帯を利用した実験が進められている。
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