キルギス国有の携帯電話事業者MegaComの売却でロシア人投資家と交渉
- 2017年09月29日
- 海外携帯電話
キルギスの政府機関である国有財産管理基金はキルギスの移動体通信事業者でMegaComブランドを展開するAlfa Telecomの売却に関して、ロシア人投資家と交渉することを明らかにした。
Alfa Telecomの全株式は国有財産管理基金が保有しており、キルギスにおける国有財産の民営化プログラムの一環でAlfa Telecomの全株式を売却することが決まっていた。
国有財産管理基金はこれまで数度にわたりAlfa Telecomの入札を実施したが、入札者なしで終わっており、Alfa Telecomの売却に失敗していた。
条件はAlfa Telecomの全株式を取得するために、13億5,000万米ドル(約1,521億円)以上で入札する必要がある。
ようやくロシア人投資家がAlfa Telecomに関心を示し、国有財産管理基金はロシア人投資家と交渉のプロセスに入るという。
ただ、ロシアメディアによると関心を示したロシア人投資家は電気通信分野で目立った実績を残しておらず、国有財産管理基金はロシア人投資家との取引を厳密に精査する見込みで、最終的に取引に至るかは不透明とされている。
なお、Alfa Telecomは2017年7月1日時点で携帯電話サービスの加入件数は268万3,000件となっている。
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