クアルコム、中国でiPhoneの製造と販売の禁止を求めて提訴
- 2017年10月14日
- Apple関連
米国のQualcommは米国のAppleを相手に中国でiPhoneの販売禁止などを求める訴訟を提起したことが外国メディアの報道で分かった。
中国で知的財産関連の事件を専門的に取り扱う裁判所である北京知識産権法院で2017年9月29日に提訴した模様で、QualcommはAppleが展開するiPhoneの中国国内における製造と販売の禁止を求めているという。
これまでより中国ではAppleがQualcommを相手に提訴しており、QualcommがAppleに対して不当に高額な特許料を要求したと主張していた。
AppleはQualcommに対する特許料をFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)、Pegatron (和碩聯合科技)、Wistron (緯創資通)、Compal Electronics (仁寶電脳工業)などの製造業者を通じて支払っているが、AppleはQualcommが要求する特許料を不当として支払いを拒否している状況にある。
一方で、QualcommはiPhoneの開発にはQualcommの先端技術が必要不可欠であり、AppleがQualcommの技術を不当に安く利用しようと狙っていると主張している。
QualcommはAppleが正当な対価を支払わず特許侵害にあたるとして、中国におけるiPhoneの製造と販売の禁止を求めた。
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