NTTドコモが4CC CAを導入、一部機種はアップデートで対応
- 2017年10月18日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を導入すると発表した。
4CC CAは4つの搬送波を束ねて同時通信する技術で、NTT DOCOMOは4CAとして展開する。
2017年10月下旬より4CC CAを導入する予定と案内している。
4CC CAの組み合わせはCA_1A-3A-42C、CA_1A-19A-42C、CA_1A-21A-42Cの3種類となる。
CA_1A-3A-42CはFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)における15MHz幅と1.8GHz帯(Band 3)における20MHz幅、TD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)における連続した20MHz幅と20MHz幅、合計で4搬送波を束ねる。
通信速度は256QAMを同時に適用して下り最大644Mbpsに達する。
CA_1A-19A-42CはFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)における15MHz幅と800MHz帯(Band 19)における15MHz幅、TD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)における連続した20MHz幅と20MHz幅、合計で4搬送波を束ねる。
通信速度は256QAMを同時に適用して下り最大594Mbpsとなる。
CA_1A-21A-42CはFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)における15MHz幅と1.5GHz帯(Band 21)における15MHz幅、TD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)における連続した20MHz幅と20MHz幅、合計で4搬送波を束ねる。
通信速度は256QAMを同時に適用して下り最大594Mbpsとなる。
なお、4CC CAでは4×4 MIMOを適用せず、CA_1A-3A-42Cは東名阪の一部地域に限定される。
4CC CAの対応機種としてはV30+ L-01K、JOJO L-02K、Galaxy Note8 SC-01K、AQUOS R SH-03J、Xperia XZ Premium SO-04J、Xperia XZ1 SO-01K、Xperia XZ1 Compact SO-02Kを用意している。
Xperia XZ Premium SO-04JとAQUOS R SH-03JはOSのバージョンアップにより4CC CAに対応する予定という。
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