中国スマホ市場における価格帯別出荷ランキングが判明
- 2017年11月04日
- 海外携帯電話
香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchは中国における2017年第3四半期のスマートフォン出荷台数に関する調査結果を発表した。
価格帯別で出荷台数のランキングを上位5社まで公開している。
なお、価格帯は700人民元(約12,000円)未満、700人民元以上かつ1,400人民元(約24,000円)未満、1,400人民元以上かつ2,100人民元(約36,000円)未満、2,100人民元以上かつ2,800人民元(約48,000円)未満、2800人民元以上かつ3,500人民元(約60,000円)未満、3,500人民元以上に分けられている。
700人民元未満では、1位が中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)、2位が中国のHuawei Technologies (華為技術)、3位が中国のVivo Mobile Communication (維沃移動通信)、4位が中国のZhuhai MEIZU Technology (珠海市魅族科技)、5位が中国のGionee Communication Equipment (深圳市金立通信設備)となった。
700人民元以上かつ1,400人民元未満では、1位がHuawei Technologies、2位が中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)、3位がVivo Mobile Communication、4位がXiaomi Communications、5位が中国のQiku Internet Network Scientific (Shenzhen) (奇酷互聯網絡科技(深圳))となった。
1,400人民元以上かつ2,100人民元未満では、1位がGuangdong OPPO Mobile Telecommunications、2位がHuawei Technologies、3位がXiaomi Communications、4位がVivo Mobile Communication、5位がGionee Communication Equipmentとなった。
2,100人民元以上かつ2,800人民元未満では、1位がGuangdong OPPO Mobile Telecommunications、2位がVivo Mobile Communication、3位がHuawei Technologies、4位が米国のApple、5位が中国のXiaomi Communicationsとなった。
2800人民元以上かつ3,500人民元未満では、1位がHuawei Technologies、2位がApple、3位がXiaomi Communications、4位がVivo Mobile Communication、5位が中国のShenzhen Oneplus Science & Technology (深圳市万普拉斯科技)となった。
3,500人民元以上では上位4社までの公表となり、1位がApple、2位がHuawei Technologies、3位が韓国のSamsung Electronics、4位がXiaomi Communicationsとなった。
Xiaomi CommunicationsとHuawei Technologiesはすべての価格帯で上位5社に入っており、低価格帯から高価格帯まで売れている模様である。
中国では中低価格帯のスマートフォンが最も売れており、中低価格帯ではGuangdong OPPO Mobile Telecommunications、Vivo Mobile Communication、Huawei Technologies、Xiaomi Communicationsが強い状況で、実際に中国全体の出荷台数でもこれら4社が上位4社に入っている。
Counterpoint Technology Market Research
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