カンボジアのSmart Axiataが2017年Q3の業績を発表
- 2017年11月25日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata Group傘下でカンボジアの移動体通信事業者であるSmart Axiataは2017年第3四半期の業績を発表した。
2017年9月30日に終了した9ヶ月間の売上高は前年同期比16.4%増の9億1,100万マレーシアリンギット(約247億円)、EBITDAは前年同期比16.5%増の4億5,600万マレーシアリンギット(約123億円)、純利益は前年同期比7.9%増の2億2,100万マレーシアリンギット(約60億円)となった。
前年同期比で増収増益を記録したことになる。
Smart AxiataはLTEネットワークに新技術を早期に導入するなど、カンボジアでリードする存在の移動体通信事業者となっている。
データ通信の加入件数は堅調に伸ばして370万件に達した。
また、データ通信による売上高は前年同期比35.2%増、Smart Axiataの売上高のうち50.9%を占めている。
カンボジアでは料金の値下げ競争が激化して負の要因となっているが、競争が激化する中でデータ通信の需要拡大に支えられた。
なお、Smart Axiataには日本のMitsui & Co. (三井物産)が出資しており、Mitsui & Co.による持ち株比率は5%となっている。
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