パラオのPalau Telecomsが第2の携帯電話事業者として新規参入すると発表
- 2017年12月25日
- 海外携帯電話
パラオのPalau Communications & Electronics Company (PCEC)は第2の携帯電話事業者として新規参入する計画を公式に発表した。
Palau Communications & Electronics Companyは新たなサービスを開始するために関連当局と協議中と発表しており、新たなサービスのひとつとして携帯電話サービスを案内している。
パラオの人々に対して携帯電話サービスの選択肢を与えるとのことである。
Palau Communications & Electronics Companyはブランド名をPalau Telecoms (PalauTel)として展開しており、携帯電話サービスもPalau Telecomsのブランド名で展開する見込み。
国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)が開示した情報に基づき、Palau Communications & Electronics Companyが新規参入する計画は2017年11月に判明していた。
パラオの政府機関である公共施設・産業・商業省(Ministry of Public Infrastructure, Industries and Commerce)の通信課(Division of Communication)もPalau Communications & Electronics Companyが新規参入する計画を認めていたが、ようやくPalau Communications & Electronics Companyより正式な発表が行われた。
なお、パラオでは2006年に新規参入した台湾のViamedia Mobile Corporation (汎美達電信)の子会社であるPalau Mobile Corporation (PMC)が2014年に撤退しており、携帯電話市場はブランド名をPalauCelとして展開するPalau National Communications Corporation (パラオ国立通信公社:PNCC)の独占状態にある。
Palau Communications & Electronics Companyが新規参入を果たせば再びPalau National Communications Corporationの独占は終了し、パラオの人々は最適な携帯電話事業者を選択できるようになる。
■関連記事
パラオのPECIがPalauTelとして携帯電話事業に新規参入か
パラオで第2の携帯電話事業者としてPalau Telecomsが新規参入へ
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。