バーレーンの携帯電話事業者VIVA BahrainがMena Telecomの買収で最終合意
- 2018年01月03日
- 海外携帯電話
バーレーンの移動体通信事業者(MNO)であるVIVA BahrainとクウェートのKuwait Finance House (KFH)はバーレーンの移動体通信事業者であるMena Telecomの売買に関して最終合意に達したと発表した。
合意に基づいて、VIVA BahrainはKuwait Finance HouseなどからMena Telecomの全株式を取得して完全子会社化する。
VIVA BahrainはサウジアラビアのSaudi Telecom Company (STC)の完全子会社で、2010年よりバーレーン国内で移動体通信事業や固定通信事業を手掛けている。
バーレーン国内では周波数資産として2.1GHz帯、1.8GHz帯、900MHz帯における117.4MHz幅を保有している。
一方、Mena TelecomはクウェートのKuwait Finance Houseの子会社で、出資比率はKuwait Finance Houseのバーレーン法人であるKuwait Finance House (Bahrain)が99%、Baytik Investment Oneが1%となっている。
2003年に社名をMena Broadband Servicesとして設立されたが、2005年3月に社名をMena Telecomへ変更しており、ブランド名をMenatelecomとして展開している。
バーレーン国内では無線通信による固定通信事業を展開し、周波数資産は3.5GHz帯における90MHz幅を保有する。
3.5GHz帯では音声通話サービスの提供が認められないなど制約は存在するが、VIVA BahrainはMena Telecomの周波数資産も確保することになる。
取引は2018年1月上旬中に完了する予定である。
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