パキスタンのTelenor Pakistanが2017年Q4の業績を発表
- 2018年02月17日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenorは2017年第4四半期の業績を発表した。
Telenorの全額出資子会社でパキスタンの移動体通信事業者(MNO)であるTelenor Pakistanの2017年第4四半期の業績が判明している。
2017年第4四半期の売上高は前年同期比1.6%増の20億800万ノルウェークローネ(約284億8,068万円)、EBITDAは前年同期比14.4%増の9億6,600万ノルウェークローネ(約137億136万円)、EBITDAマージンは前年同期比5ポイント増の48%となった。
前年同期比で増収増益を達成したことになる。
パキスタンルピー(PKR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比3%減の200パキスタンルピー(約197円)となり、ARPUは上下を繰り返している。
2017年第4四半期末の事業データも公開されている。
携帯電話サービスの加入件数は前年同期比6%増の4,162万5,000件となった。
パキスタンではパキスタンとインドが領有権を主張するカシミール地方のうちパキスタンが実効支配するギルギット・バルティスタン州およびアザド・カシミール准州に限定して移動体通信事業を展開するSpecial Communications Organization (SCO)がパキスタン全土に拡大する計画があり、Special Communications Organizationの動向次第では競争環境に大きな変化が生じる可能性がある。
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