台湾における2017年末の携帯電話加入件数が判明、4G契約は8割近くに
- 2018年02月02日
- 海外携帯電話
台湾の政府機関で電気通信分野の規制を担う国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)は2017年における電気通信分野の統計情報を公開した。
2017年12月末時点で携帯電話サービスの加入件数は前年同期比0.94%減の2,865万6,487件、人口普及率は前年同期比1.08ポイント減の121.6%となった。
通年ベースで携帯電話サービスの加入件数は2013年12月末がピークで、2017年12月末の数値は2011年12月末の数値を下回る水準で、飽和状態にあることが分かる。
携帯電話サービスの加入件数は通信方式別でも開示されており、第2世代移動通信システム(2G)契約は0件、第3世代移動通信システム(3G)契約は6,068,448件、第4世代移動通信システム(4G)契約は22,588,039件である。
すべての携帯電話サービスの加入件数のうち、2G契約は0%、3G契約は21.18%、4G契約は78.82%を占める。
2017年通年の音声通話発信時間は前年比19.81%減の181億6,100万分となり、データ通信の需要が増大する一方で音声通話は2011年通年をピークに減少を続けている。
音声通話発信時間は2017年通年の数値は2011年通年比58.23%減となり、2001年通年を少し上回る程度の水準である。
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