世界における2017年Q4のスマホ出荷シェアが判明、Appleが1位でOPPOは5位に
- 2018年02月03日
- 海外携帯電話
米国の調査会社であるInternational Data Corporation (IDC)は世界における2017年第4四半期および2017年通年のスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。
メーカーおよびブランド別の出荷台数や占有率も公開されている。
2017年第4四半期は前年同期比6.3%減となる4億350万台のスマートフォンが出荷された。
メーカーおよびブランド別では1位が米国のAppleで、前年同期比1.3%減の7,730万台を出荷し、占有率は前年同期比1.0ポイント増の19.2%となった。
2位は韓国(南朝鮮)のSamsung Electronics (サムスン電子)で、前年同期比4.4%減の7,410万台を出荷し、占有率は前年同期比0.4ポイント増の18.4%となった。
3位は中国のHuawei Technologies (華為技術)で、前年同期比9.7%減の4,100万台を出荷し、占有率は前年同期比0.4ポイント減の10.2%となった。
4位は中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)で、前年同期比96.9%増の2,810万台を出荷し、占有率は前年同期比3.7ポイント増の7.0%となった。
5位は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)で、前年同期比13.1%減の2,740万台を出荷し、占有率は前年同期比0.5ポイント減の6.8%となった。
その他のメーカーおよびブランドは前年同期比17.6%減の1億5,130万台を出荷し、占有率は前年同期比4.1ポイント減の38.6%となった。
2017年第4四半期は上位5社のうちXiaomi Communicationsを除いた4社が前年同期比で出荷台数を減らした。
Appleは新製品の販売が貢献して1位となり、2大市場となる中国市場とインド市場で減速したGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは減少幅が大きく、Xiaomi Communicationsに抜かれた。
2017年通年は前年比0.1%減となる14億7,240万台のスマートフォンが出荷された。
メーカーおよびブランド別では1位がSamsung Electronicsで、前年比1.9%増の3億1,730万台を出荷し、占有率は前年比0.5ポイント増の21.6%となった。
2位はAppleで、前年比0.2%増の2億1,580万台を出荷し、占有率は前年比0.1ポイント増の14.7%となった。
3位はHuawei Technologiesで、前年比9.9%増の1億5,310万台を出荷し、占有率は前年比0.9ポイント増の10.4%となった。
4位はGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsで、前年比12.0%増の1億1,180万台を出荷し、占有率は前年比0.8ポイント増の7.6%となった。
5位はXiaomi Communicationsで、前年比74.5%増の9,240万台を出荷し、占有率は前年比2.7ポイント増の6.3%となった。
その他のメーカーおよびブランドは前年比11.7%減の1億5,130万台を出荷し、占有率は前年比4.9ポイント減の39.5%となった。
2017年通年はスマートフォンの出荷台数が前年比で減少したが、一方で上位5社はすべて出荷台数を増やしており、上位5社だけで占める割合は40%を超えた。
Samsung Electronicsは通年ベースでは圧倒的な差で1位の座を維持している。
Huawei Technologiesは占有率が10%を突破し、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは出荷台数が1億台の大台に到達した。
Xiaomi Communicationsの復活劇もあり、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)は上位5社に入れなかった。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。