富士通・シャープ・ソニーモバイルなどが5G端末を2019年以降に投入へ
- 2018年02月09日
- 海外携帯電話
米国のQualcommの子会社であるQualcomm Technologiesは世界各地の端末メーカーがQualcomm Technologies製の通信モデムを採用して5G NR (5G New Radio)に準拠した端末を開発すると発表した。
端末メーカーは5G NRに準拠した通信モデムであるQualcomm Snapdragon X50 5G NR modemを採用し、6GHz帯以下の周波数およびミリ波(mmWave)の第5世代移動通信システム(5G)に対応した端末を2019年以降に商用化できるよう順次開発するという。
Qualcomm Snapdragon X50 5G NR modemを採用する端末メーカーには台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)、日本のFUJITSU (富士通)およびFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)、フィンランドのHMD global、台湾のHTC (宏達国際電子)、米国のInseego、韓国のLG Electronics、豪州のNetComm Wireless、米国のNETGEAR、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)、日本のSHARP、カナダのSierra Wireless、日本のSony Mobile Communications、英国のTelit Communications、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)、中国のWINGTECH TECHNOLOGY (聞泰科技)、台湾のWistron NeWeb Corporation (啓碁科技:WNC)、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)、中国のZTE (中興通訊)が含まれる。
日本企業としてはFUJITSUおよびFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES、SHARP、Sony Mobile Communicationsが入っている。
Sony Mobile Communicationsは5Gに関して超高速かつ低遅延な通信を実現するだけではなく、Xperiaシリーズの製品群を通じて豊かなエンターテインメント体験を提供し、顧客に新しい体験をもたらすことを目指すと表明している。
なお、5G NRは5G New Radioの略称で、5Gの要求条件を満たすために標準化団体の3GPPで新たに規定される無線方式である。
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