Google、Android Pの開発者プレビュー版を公開

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米国のGoogleはAndroidの次期バージョンとなる「Android P」のDeveloper Previewを公開した。

Developer Previewの公開に合わせて、Android Pにおける新機能や改善内容の一部を案内している。

新機能や改善内容にはWiFi Round-Trip-Time (Wi-Fi RTT)による屋内測位への対応、ディスプレイの切り欠きへの対応、メッセージ通知の改善、マルチカメラAPIの実装、ビットマップとドロウアブルのためのImageDecoderの実装、HDR VP9動画やHEIF画像圧縮への対応とメディアAPIの実装、JobSchedulerにおけるネットワーク関連の処理の向上、ニューラルネットワーク API 1.1の実装、自動入力の改善、NFCを用いた安全な取引のためのオープンモバイルAPIの実装が含まれている。

また、セキュリティの強化、パフォーマンスの向上、電力効率の改善なども実現するという。

Developer PreviewはAndroidの開発者向け公式ウェブサイトを通じて提供しており、Google Pixel、Google Pixel XL、Google Pixel 2、Google Pixel 2 XLに導入できる。

ビルド番号はPPP1.180208.014である。

なお、最終的な名称はAndroid Pではなく、Pから始まる菓子名となる見込み。

2018年5月に開催されるGoogle I/O 2018において、Android Pに関する詳細な情報を発表すると思われる。

Android Developers Blog