日本向けにASUS ZenFone 5 (ZE620KL)を発表
- 2018年05月15日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)の日本法人であるASUS JAPANはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS ZenFone 5 (ZE620KL)」を日本向けに発表した。
ASUS ZenFone 5シリーズのメインストリームとなるスマートフォンである。
OSにAndroid 8.0 Oreo Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてASUS ZenUI 5を導入している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 636 Mobile Platform (SDM636)となる。
CPUはオクタコアで動作周波数が最大1.8GHzとなっている。
ディスプレイは約6.2インチFHD+(1080*2246)Super IPS+液晶である。
アスペクト比が19:9でフロントのカメラ部分が欠けた形状のディスプレイとなり、ディスプレイ占有率は90%に達する。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサと約800万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアのデュアルカメラは標準レンズと広角レンズのカメラで構成されている。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19)/700(B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1800(III)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
LTE DL Category 13およびLTE UL Category 5に対応しており、通信速度は下り最大400Mbps/上り最大75Mbpsとなる。
下りはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を利用可能で、日本国内では2搬送波を束ねて同時通信するCAを使える。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを有する。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3300mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cとなる。
リアには指紋認証センサを搭載している。
カラーバリエーションはシャイニーブラックとスペースシルバーの2色を用意する。
商品型番はシャイニーブラックがZE620KL-BK64S6、スペースシルバーがZE620KL-SL64S6である。
日本では2018年5月18日に発売する予定で、価格は52,800円(税別)に設定されている。
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