SHARP AQUOS S3 高配版を発表、ワイヤレス充電に対応
- 2018年06月07日
- Android関連
台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下のFIH Mobile (富智康集団)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「SHARP AQUOS S3 高配版 (FS8015)」を発表した。
SHARP AQUOS S3 (FS8032)の上位版となるスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.0 Oreo Versionを採用している。
独自ユーザインタフェースとしてSmile UXを導入する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 660 Mobile Platform (SDM660)である。
CPUはクアッドコアの2.2GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.0インチFHD+(1080*2160)液晶を搭載している。
アスペクト比が18:9のディスプレイとなり、フロントのディスプレイ占有率は91%に達する。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサと約1300万画素CMOSイメージセンサのデュアルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/700(B12/B17/B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900 MHzに対応している。
LTE DL Category 6に対応しており、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsである。
下りはキャリアアグリゲーション(CA)を利用可能で、組み合わせはCA_1A-3A、CA_3A-8A、CA_3A-28A、CA_39C、CA_39A-41A、CA_40C、CA_41Cとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
プライマリのSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、セカンダリのSIMカードではW-CDMA方式でも同時待受が可能である。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は6GB、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを搭載する。
電池パックは内蔵式で、容量は3200mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0を利用できる。
Wireless Power Consortium (WPC)が策定したQiの規格に準拠した無線充電に対応する。
リアには指紋認証センサを搭載している。
台湾で2018年6月に発売する予定で、価格は13,990台湾ドル(約52,000円)に設定されている。
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