タイの携帯電話事業者dtac TriNet、dtac TURBOで3CC CAを導入
- 2018年09月03日
- 海外携帯電話
タイのTotal Access Communicationの子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるdtac TriNetはdtac TURBOでキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を導入したと発表した。
dtac TriNetはタイの移動体通信事業者で国有企業であるTOTとローミング契約を締結し、TOTが運用するTD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)を利用している。
TOTは同社が保有する2.3GHz帯の64MHz幅のうち60MHz幅を利用しており、基本的にdtac TriNetの顧客に対して提供するため、TD-LTE方式によるサービスをdtac TURBOとして展開する。
3CC CAの組み合わせはCA_40Cとなり、dtac TURBOの提供エリア内であれば、すべてのエリアで3CC CAを利用できるという。
TD-LTE方式のBand 40では4×4 MIMOも実装済みで、dtac TURBOは従来のFDD-LTE方式によるサービスより高速なデータ通信を実現できるとアピールしている。
なお、TOTはTotal Access Communicationに少数株主として資本参加しており、持分比率は5.58%となっている。
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