豪州のSingtel Optusが2019会計年度前半の業績を発表
- 2018年11月11日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の全額出資子会社で豪州のSingtel Optusは2018年4月1日に開始した2019会計年度上半期の業績を発表した。
2018年9月30日に終了した6ヶ月間の連結売上高は前年同期比5.5%増の43億7,700万豪ドル(約3,631億円)、EBITDAは前年同期比0.4%減の12億8,700万豪ドル(約1,068億円)、EBITDAマージンは前年同期比1.7ポイント減の29.4%、当期純利益は前年同期比20.3%減の2億5,900万豪ドル(約215億円)となった。
また、2018年9月30日に終了した四半期の連結売上高は前年同期比5.4%増の21億9,900万豪ドル(約1,824億円)、EBITDAは前年同期比2.3%減の6億3,100万豪ドル(約523億円)、EBITDAマージンは前年同期比2.3ポイント減の28.7%、当期純利益は前年同期比36.6%減の1億500万豪ドル(約87億円)となった。
いずれも前年同期比で増収減益を記録したことになる。
移動体通信事業による売上高は前年同期比13.6%増の14億2,200万豪ドル(約1,180億円)で、連結売上高のうち64.7%を占めており、売上高ベースでSingtel Optusにとって最大の事業が移動体通信事業である。
2018年9月30日時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は音声通話契約のポストペイド契約が543万件、音声通話契約のプリペイド契約が360万件、データ通信契約が114万件、合計で1,017万件となった。
また、第4世代移動通信システム(4G)の加入件数は648万3,000件で、4Gの加入率は63.7%に達した。
豪ドル(AUD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は音声通話契約のポストペイド契約が41豪ドル(約3,401円)、音声通話契約のプリペイド契約が19豪ドル(約1,576円)、データ通信契約が21豪ドル(約1,742円)となった。
なお、移動体通信事業はSingtel Optusの全額出資子会社であるOptus Mobileを通じて手掛ける。
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