香港のSmarToneがiPhone XS向けeSIMサービスを提供開始、デュアルナンバーは対象外
- 2018年12月08日
- Apple関連
香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるSmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)はApple製のスマートフォン「Apple iPhone XS」に対するeSIMサービスの提供を開始した。
米国時間を基準にAppleが2018年12月5日より配信を開始したiOS 12.1.1またはそれ以降のバージョンのiOSを導入したApple iPhone XSでSmarTone Mobile CommunicationsのeSIMサービスを利用できる。
デュアルナンバーの1 Card 2 Numbers (一卡兩號)を除いたすべてのポストペイドプランがeSIMサービスに対応している。
新規加入でeSIMサービスを利用できるほか、既存顧客に対しては物理的なSIMカードからeSIMへの変更も受け付ける。
物理的なSIMカードからeSIMへの変更にはSIMカード交換手数料が発生する。
eSIMサービスの利用はSmarTone storeで申請を受け付け、Apple iPhone XSでSmarTone Mobile Communicationsが提供したQRコードを読み取るとeSIMサービスを有効化できる。
Apple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRは一部のモデルを除いてeSIMに対応しており、香港特別行政区で正規販売されるモデルはApple iPhone XSのみeSIMを利用可能で、Apple iPhone XS MaxおよびApple iPhone XRはeSIMに非対応となる。
香港特別行政区の境外からeSIMに対応したApple iPhone XS MaxおよびApple iPhone XRを持ち込んだ場合、SmarTone Mobile CommunicationsのeSIMサービスを利用できると思われるが、香港特別行政区で正規販売するモデルはApple iPhone XSのみeSIMサービスに対応するため、SmarTone Mobile Communicationsは対応機種をApple iPhone XSと案内している。
なお、Apple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRのeSIMは業界団体のGSM Association (GSMA)の標準規格であるリモートSIMプロビジョニング(RSP)に準拠する。
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