韓国のSK Telecom、WiBroサービスの終了を発表
- 2018年12月08日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは2018年12月31日をもってWiBroの提供を終了すると発表した。
SK Telecomは2018年10月時点で2018年12月31日をもってWiBroの提供を終了する計画を公表していたが、WiBroの終了には韓国の政府機関で電気通信分野の規制を担う科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)による承認の取得が必要となっていた。
科学技術情報通信部よりWiBroの終了について承認を得たため、SK Telecomは2018年12月31日をもってWiBroの提供を終了することが正式に決まった。
2019年1月1日の0時(韓国標準時)からはWiBroの加入者には利用停止と非課金の処理を行う。
データ通信サービスの利用を継続する場合、LTEに移行するよう案内している。
WiBroの終了に先立ってWiBroの加入者がLTEへの移行を促進するためのLTE移行支援プログラムを実施しており、LTE移行支援プログラムは2020年12月末まで適用できる。
LTE移行支援プログラムでは特別な料金プランの提供やモバイル無線LANルータの無償提供を行う。
SK TelecomはWiBroの加入者が不便を経験しないよう最善を尽くす方針で、第5世代移動通信システム(5G)の時代により差別化された通信サービスを提供できるよう努めると表明している。
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