欧州で超小型スマホPalm Phoneを発売
- 2018年12月08日
- Android関連
英国のVodafone Group Plc傘下で英国の移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Limited、ドイツの移動体通信事業者であるVodafone GmbH、スペインの移動体通信事業者であるVodafone Espana, S.A.U.はPalm Ventures Group製のFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「Palm Phone (PVG100E)」の取り扱いを開始した。
PDAでよく知られたPalmの復活と称し、クレジットカードサイズに仕上げた超小型のスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.1 Oreo Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 435 (MSM8940)で、CPUはクアッドコアの1.4GHzとクアッドコアの1.1GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約3.3インチHD(720*1280)IPS液晶を搭載し、画素密度は445ppiとなる。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)にも対応する。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は32GBとなる。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能も備える。
電池パックは内蔵式で、容量は800mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
生体認証は顔認証を利用できる。
カラーバリエーションはTitanium Blackの1色展開である。
ハードウェアの製造は中国のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)が担当している。
英国では発売から6ヶ月間はVodafone Limitedが独占的に取り扱う権利を持ち、ドイツではVodafone GmbH、スペインではVodafone Espana, S.A.U.が独占的に取り扱う。
ドイツではVodafone GmbHによる契約なしの価格が399.90ユーロ(約51,000円)に設定されている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。