ソフトバンクと同様の通信障害、米領グアムのGTA Teleguamも影響を受ける
- 2018年12月09日
- 海外携帯電話
日本で2018年12月6日の午後にSoftBankの携帯電話サービスなどで大規模な通信障害が発生し、スウェーデンのEricssonが供給したパケット交換機のソフトウェアの不具合が原因と発表された。
SoftBankは日本と11ヶ国の外国の移動体通信事業者(MNO)でも同日の同時刻に同様の事象が発生したと明らかにしているが、米領グアムの移動体通信事業者であるTeleGuam Holdingsも影響を受けたことが分かった。
TeleGuam Holdingsはブランド名をGTA Teleguamとして展開しており、米国の投資会社であるHuntsman Family Investments (HFI)が所有する。
2018年12月6日にはTeleGuam Holdingsでも音声通話やデータ通信を利用できない状況が発生した模様で、TeleGuam Holdingsは通信障害の発生について謝罪し、Ericssonによって導入された欠陥があるソフトウェアに起因すると思われると案内している。
また、TeleGuam Holdingsは日本、米領グアム、英国を含む世界で13のネットワークが影響を受けたと明らかにした。
これまでに、ベトナムのMobiFone Corporationやブランド名をO2として展開する英国のTelefonica UKも影響を受けたことが分かっている。
SoftBankは日本と11ヶ国の外国、すなわち12ヶ国で同様の通信障害が発生したと説明しており、12ヶ国でSoftBank、TeleGuam Holdings、MobiFone Corporation、Telefonica UKを含む13の移動体通信事業者が影響を受けた模様である。
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