ベトナムのIndochina TelecommunicationがPLMN番号452-08を取得
- 2019年02月11日
- 海外携帯電話
ベトナムのIndochina Telecommunicationはベトナムの政府機関で電気通信分野の規制を担う情報通信省(Ministry of Information and Communications:MIC)よりSIMカードの発行に必要な電気通信番号(International Mobile Subscription Identity:以下、IMSI)の指定を受けたことが分かった。
国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)が情報を公開して判明している。
IMSIは3桁の国識別コード(Mobile Country Code:以下、MCC)、2桁または3桁の事業者識別コード(Mobile Network Code:以下、MNC)、最大10桁の加入者識別コード(Mobile Subscriber Identification Number:MSIN)で構成される。
なお、ベトナムのMCCは452である。
Indochina Telecommunicationが指定を受けたIMSIはMCCが452、MNCが08となり、MCCとMNCで構成される公衆陸上移動体ネットワーク番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)は452-08となる。
452-08はベトナムのEVN Telecomに割当されていたが、Indochina Telecommunicationに対する452-08の割当に伴い、EVN Telecomの452-06と452-08およびS Telecomの452-03は割当が取消された。
EVN TelecomとS Telecomはともに移動体通信事業を展開していたが、EVN TelecomはベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)に買収されて消滅しており、S Telecomは事業の低迷に起因する経営難から事業を閉鎖した。
また、Indochina Telecommunicationは情報通信省より移動体通信役務向けの電話番号として87-9defghiの割当も受けている。
国際電気通信連合ではI-Telecomとして掲載されているが、I-TelecomはIndochina Telecommunicationsの公式英文略称であり、I-TelecomはIndochina Telecommunicationsを指す。
越文商号はCông Ty Cổ Phần Viễn Thông Đông Dương Telecomとなる。
Indochina Telecommunicationsは情報通信省より仮想移動体通信事業者(MVNO)の免許を取得しており、MVNOとしての事業ではベトナムのVNPT VinaPhone Corporationの設備を利用する。
フルMVNOとして事業を行うために電気通信番号の指定を受けたと思われる。
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