マレーシアのAxiata Groupが2018年Q4の業績を発表
- 2019年03月07日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata Groupは2018年第4四半期および2018年通期の業績を発表した。
2018年第4四半期の連結売上高は前年同期比0.1%増の62億6,699万5,000マレーシアリンギット(約1,702億円)、当期純損益は前年同期比6,821.6%減の16億6,192万3,000マレーシアリンギット(約451億円)の赤字となった。
2018年通期の連結売上高は前年比2.2%減の238億8,578万1,000マレーシアリンギット(約6,487億円)、当期純損益は前年比653.6%減の50億3,457万3,000マレーシアリンギット(約1,367億円)の赤字である。
前年同期比および前年比でいずれも赤字転落を記録した。
Axiata Groupは連結子会社または関連会社を通じて複数の国で移動体通信事業を手掛けており、そのうち売上高ベースで上位5社に入る連結子会社は1位から順にインドネシアの移動体通信事業者(MNO)であるXL Axiata、マレーシアの移動体通信事業者であるCelcom Axiata、バングラデシュの移動体通信事業者であるRobi Axiata、スリランカの移動体通信事業者であるDialog Axiata、ネパールの移動体通信事業者であるNcellとなっている。
なお、Axiata Groupはインドの移動体通信事業者であるIdea Cellularに資本参加しているが、2018年第3四半期にIdea Cellularは英国のVodafone Groupの子会社でインドの移動体通信事業者であるVodafone Indiaと合併を完了してVodafone Ideaとなった。
さらに、Axiata Groupはシンガポールの移動体通信事業者であるM1 (第一通)に資本参加しているが、M1の主要な株主であるシンガポールのKeppel CorporationおよびSingapore Press Holdings (SPH)とその子会社にAxiata Groupの持分すべてを売却することで合意しており、Axiata Groupはシンガポールからの撤退が決まった。
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