Galaxy Harajukuで展示のGalaxy S10およびGalaxy S10+、BluetoothとWi-Fiのみで技適通過
- 2019年03月22日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した端末が更新された。
Samsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「SM-G973F/DS」および「SM-G975F/DS」が2019年2月28日付けでTUV Rheinland Japanを通過したことが分かった。
工事設計認証番号はSM-G973F/DSが005-102017、SM-G975F/DSが005-102028。
いずれもモバイルネットワークでは認証を受けておらず、Bluetoothと無線LANの周波数のみで通過した。
無線LANは2.4GHz帯および5GHz帯を利用可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。
SM-G973F/DSは国際版のSamsung Galaxy S10、SM-G975F/DSは国際版のSamsung Galaxy S10+の型番である。
Samsung Electronicsの日本法人であるSamsung Electronics Japan (サムスン電子)は2019年3月12日にGalaxy Harajukuを開館しており、Galaxy Harajukuでは国際版のSamsung Galaxy S10およびSamsung Galaxy S10+を展示している。
Galaxy Harajukuで展示するためにTUV Rheinland Japanの認証を取得した。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1900(B2/B25)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B32)/900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応しているが、Galaxy Harajukuで展示される個体はソフトウェアによってモバイルネットワークの機能を無効化している模様で、TUV Rheinland Japanではモバイルネットワークで認証を受けていない。
型番こそ国際版と共通であるが、Galaxy Harajukuで展示する個体は一般販売向けの個体とは異なり、モバイルネットワークを無効化かつ特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)の表示に対応した日本向けのRetail Demo Unit (RDU)と考えられる。
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