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アンゴラのTelstarが第4の携帯電話事業者の免許を取得



アンゴラの政府機関で電気通信分野などの規制を担うアンゴラ通信庁(Instituto Angolano das Comunicacoes:INACOM)は第4の移動体通信事業者(MNO)のライセンスをTELSTAR – Telecomunicacoesに交付すると発表した。

アンゴラでは長らくUnitelとMovicel Telecomunicacoesの2社のみが移動体通信事業を展開してきた。

2017年9月下旬にアンゴラでは38年にもわたる長期政権が終わりを迎え、新政権の発足に伴って電気通信分野の改革など多分野で新たな政策を打ち出している。

アンゴラは移動体通信サービスの人口普及率が低い状況にとどまり、競争を促進して普及率を高める目的で、第3の移動体通信事業者と第4の移動体通信事業者を迎え入れることになった。

第3の移動体通信事業者のライセンスは固定通信事業を手掛けるAngola Telecom Groupに交付することになり、アンゴラ通信庁は2018年1月より第4の移動体通信事業者の募集を開始した。

アンゴラ通信庁が第4の移動体通信事業者のライセンスに係る申請を受け付けた結果、TELSTAR – Telecomunicacoesを含めた複数の企業が有効な申請を提出したという。

アンゴラ通信庁は外国から招聘した専門家と共同で申請書に記載されたネットワークの設計計画、周波数の利用計画、運営システム、セキュリティ、競争戦略、財務状況などの詳細な分析を行い、TELSTAR – Telecomunicacoesにライセンスを交付することが適当との判断に至った。

なお、TELSTAR – Telecomunicacoesが移動体通信サービスを商用化する具体的な時期などは明らかにされていない。

TELSTAR – TelecomunicacoesとAngola Telecom Groupの参入によって、アンゴラでは移動体通信事業者が2社から倍増することになる。

アンゴラ通信庁

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