米VerizonにLG V50 ThinQ 5Gを投入へ、ミリ波の5G NRに対応
- 2019年05月13日
- Android関連
韓国のLG Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「LM-V450VM」が2019年5月10日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはZNFV450VM。
モバイルネットワークはNR (TDD) 39000(n260)/28000(n261) MHz, LTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B13) MHz, LTE (TDD) 3600(B48) MHz, W-CDMA 1900(II)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
LM-V450VMはLG V50 ThinQ 5Gの型番(モデル番号)のひとつである。
対応周波数や型番規則から米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnership向けのLG V50 ThinQ 5Gとなる見込み。
Cellco Partnershipは第5世代移動通信システム(5G)の通信方式として標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入した。
NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)が規定されており、Cellco Partnershipはノンスタンドアローンを採用している。
ノンスタンドアローンではNR方式の利用にはアンカーバンドとなるLTE方式への常時接続が前提となり、LTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(EN-DC)が有効時にNR方式で通信できる。
LM-V450VMおよびCellco PartnershipではLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B13) MHzがアンカーバンドとして機能する。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルを表示したスクリーンショットが公開されている。
FCC – LG Electronics LM-V450VM
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