Vodafone Group、ニュージーランドVodafone New Zealandの売却を正式発表
- 2019年05月14日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupは同社の完全子会社でニュージーランドの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone New Zealandを売却すると発表した。
Vodafone GroupはニュージーランドのInfratilおよびカナダのBrookfield Asset ManagementからなるコンソーシアムとVodafone New Zealandの株式売買契約を締結したと案内している。
Vodafone Groupは間接的に所有する完全子会社でオランダのVodafone Europeを通じてVodafone New Zealandを所有しており、Vodafone EuropeはVodafone New Zealandの株式の100%を34億ニュージーランドドル(約2,454億4,770万円)でInfratilおよびBrookfield Asset Managementからなるコンソーシアムに売却する。
なお、取引の完了には規制当局による承認の取得が必要となっている。
Vodafone Groupは2020年3月31日に終了する1年間となるVodafone Groupの2020年会計年度中にVodafone New Zealandの売却を完了すると見込んでいる。
また、Vodafone GroupはVodafone New Zealandの売却が完了次第、資本関係を解消したVodafone New Zealandと新たな提携契約を締結する予定という。
新たな提携契約にはVodafoneブランドの使用、優先ローミング契約、Vodafone GroupのグローバルIoTプラットフォームへのアクセス、各種サービスや各種事業における提携などが含まれている。
Vodafone New Zealandは新たな提携契約の締結によって、Vodafone Groupと資本関係を解消後もVodafoneブランドを継続して利用できることになる。
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