IIJもHUAWEI P30・HUAWEI P30 lite・HUAWEI MediaPad M5 lite 8インチの発売を延期
- 2019年05月23日
- MVNO
Internet Initiative Japan (IIJ)は中国のHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI P30」および「HUAWEI P30 lite」、Huawei Technologies製のタブレット「HUAWEI MediaPad M5 lite 8インチ」の発売を延期すると明らかにした。
当初はIIJmioサプライサービスのラインナップにおいて、2019年5月24日にHUAWEI P30、HUAWEI P30 lite、HUAWEI MediaPad M5 liteの販売を開始すると発表していたが、いずれも発売の延期を決定した。
延期後の予定に関しては、改めて案内する予定という。
また、IIJmioコミコミセットにおいても、2019年6月4日よりHUAWEI P30 liteの取り扱いを開始する予定であったが、取り扱いの開始を延期するとのことである。
Huawei Technologiesやその日本法人のHuawei Technologies Japan (華為技術日本)などは米国政府より制裁措置を受けた。
Huawei TechnologiesやHuawei Technologies Japanなどは米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)よりEntity Listに追加された。
Entity Listの指定を受けた者と個人や事業体を含む米国人または外国人が特定の米国原産の物品や技術などを取引する場合、産業安全保障局より発行されたライセンスの取得が必要となる。
ただ、ライセンスの発行は原則として拒否されるため、Entity Listの指定を受けた者は特定の米国原産の物品や技術などの取り扱いが難しくなる。
Huawei TechnologiesがEntity Listの指定を受けたことで、Huawei Technologies製のスマートフォンもサポートやサービスの提供で影響を受ける可能性が高い。
Internet Initiative JapanはHuawei Technologiesを取り巻く状況を考慮して発売を延期する判断を下したと思われる。
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