シンガポールのM1が観光客向けeSIMの提供を開始
- 2019年05月29日
- 海外携帯電話
シンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるM1 (第一通)は外国人旅行者向けにeSIMの提供を開始すると発表した。
M1 Prepaid Tourist eSIM cardとしてシンガポールを訪問する外国人旅行者向けにeSIMを提供する。
チャンギ空港(SIN)にあるMeet & Greetのカウンター、チャンギ空港にある一部のChangi RecommendsのカウンターおよびコンビニエンスストアのCheers、すべてのM1 ShopにおいてM1 Prepaid Tourist eSIM cardを取り扱う。
既存の外国人旅行者をターゲットとしたプリペイドプランをeSIMで利用できる。
2018年はシンガポールを訪れた外国人旅行者数が過去最高を記録しており、シンガポールの人口の3倍を超える1,850万人に達した。
そのような状況で、M1はプリペイド向けサービスの提供を重要と位置付けている。
M1 Prepaid Tourist eSIM cardを利用することで、物理的なSIMカードを処理する手間が省けると案内している。
対応機種は米国のApple製のスマートフォン「Apple iPhone XS」、「Apple iPhone XS Max」、「Apple iPhone XR」である。
eSIMを有効化するためには、米国時間を基準にAppleが2018年12月5日より配信を開始したiOS 12.1.1以降のバージョンのiOSを利用する必要がある。
ただ、Apple iPhone XSは中国本土版、Apple iPhone XS MaxおよびApple iPhone XRは中国本土版、香港特別行政区版、マカオ特別行政区版はeSIMに非対応となっている。
また、eSIMロックがかけられている場合は、eSIMにもSIMロックが有効であるため注意したい。
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