フォルダブルスマホHUAWEI Mate Xの発売を延期、幹部が明かす
- 2019年06月14日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はスマートフォン「HUAWEI Mate X」の発売を延期したことが外国メディアの報道で分かった。
The Wall Street Journalの発行元であるDow Jones & Companyが香港特別行政区で開催した技術系イベントのWSJ Tech D.LIVEにHuawei Technologiesの幹部が出席して明らかにしたという。
当初は2019年6月にHUAWEI Mate Xを発売する計画と案内していたが、2019年9月に延期するとのことである。
延期の理由はフォルダブルディスプレイの品質を改善するためと伝えられている。
Huawei Technologiesとその関係会社は米国政府より制裁対象に指定されており、特定の米国原産品の調達が困難となっている。
米国政府の制裁措置がHUAWEI Mate Xの発売に影響を及ぼすとの見方も出ていたが、発売の延期は制裁措置の影響ではないことを明確化した模様である。
ただ、実際に制裁措置の影響がまったくないかは定かでない。
Huawei TechnologiesはHUAWEI Mate Xの発売に向けて多くの移動体通信事業者(MNO)と試験を進めており、2019年8月には完了する見込みという。
HUAWEI Mate Xは折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンである。
ユーロ圏における価格は2,299ユーロ(約280,000円)に設定されている。
なお、スイスでは同国の移動体通信事業者であるSwisscom (Switzerland)が取り扱いを発表しており、価格は2,499スイスフラン(約272,000円)となっている。
フォルダブルスマートフォンとしてはディスプレイの問題の改善を理由に韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)もSamsung Galaxy Foldの発売を延期した。
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