インドでHTCブランドのスマホを8月に発売へ、Lavaが製造
- 2019年08月02日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)が保有するHTCブランドを冠したスマートフォンを2019年8月にインドで発売することがインドメディアの報道で分かった。
HTCは2018年2月にHTC U11+を発売してからインドではスマートフォンを投入しておらず、実質的にインドから撤退した状況となっていた。
インドメディアの報道によると、インドでは2019年8月にHTCブランドを冠したスマートフォンを発売する計画という。
しかし、HTCが過去にインドで展開したスマートフォンとは異なり、HTCの関与はブランドライセンスのみとなる模様である。
InoneがHTCとブランドライセンス契約を締結してインドでHTCブランドを冠したスマートフォンを販売すると伝えられている。
Inoneは中国のShenzhen IN ONE technology (英望科技(深圳))を指すと思われる。
Shenzhen IN ONE technologyは旧社名がXolo Technology (Shenzhen) (碩諾科技(深圳))で、中国の広東省深圳市に本社を置く企業である。
Shenzhen IN ONE technologyはインドでも事業を展開しており、インドでは同国のLava Internationalを通じてスマートフォンの製造や販売を行う。
これまでに、HTC Wildfire Xがインド規格局(Bureau of Indian Standards:BIS)の認証を通過しており、インド向けにHTC Wildfire Xを投入することが決定的となっていた。
インド規格局の認証ではHTC Wildfire Xの申請者および製造者がLava Internationalであり、HTC Wildfre XはLava Internationalが製造や販売を行うと推測できた。
基本的にShenzhen IN ONE technologyはインドではLava Internationalを通じて事業を行うため、インド規格局の認証で確認できた情報と報道された内容に矛盾はないと考えられる。
HTCはスマートフォン事業の不振を受けて採算性が低い複数の国や地域から撤退している。
すでにロシアではHTCブランドを冠したスマートフォンとしてHTC Wildfire Eが発売されており、HTCはブランドライセンス事業を拡大する可能性がある。
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