UQ mobileがHUAWEI P30 liteを8月8日に発売、キャンペーンの実施は見送りに
- 2019年08月05日
- KDDI-HUAWEI, MVNO
KDDIの連結子会社であるUQ CommunicationsおよびUQ mobile Okinawa (UQモバイル沖縄)はUQ mobileのラインナップで中国のHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI P30 lite」を2019年8月8日に発売すると明らかにした。
当初、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)のネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)として展開するUQ mobileのラインナップで2019年5月24日に発売すると案内していた。
しかし、Huawei Technologiesやその日本法人のHuawei Technologies Japan (華為技術日本)などが米国政府の制裁の対象となり、米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)よりEntity Listに追加されてから、UQ CommunicationsおよびUQ mobile OkinawaはHUAWEI P30 liteの発売を延期した。
延期後の発売時期は未定と案内していたが、2019年8月8日に販売を開始することになった。
UQオンラインショップでは2019年8月8日の9時より、UQ mobileの取扱店舗では2019年8月8日より順次発売する。
カラーバリエーションはピーコックブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラックの3色から選べる。
端末代金は31,644円(税込)に設定されている。
2019年5月14日にHUAWEI P30 liteの取り扱いを発表時にはキャンペーンを実施すると案内していたが、キャンペーンの実施は見送ることになったという。
なお、Entity Listの指定を受けた者と個人や事業体を含む米国人または外国人が特定の米国原産品などを取引する場合、産業安全保障局より発行されたライセンスの取得が必要となるが、原則としてライセンスの発行は拒否されることから、Entity Listの指定を受けた者は特定の米国原産品の取り扱いが困難となり、サポートやサービスの提供で影響を受ける可能性が懸念されている。
Huawei TechnologiesやHuawei Technologies JapanなどはEntity Listへの追加から解除されていないが、UQ CommunicationsおよびUQ mobile Okinawaは制裁の影響を受けないと判断してHUAWEI P30 liteを発売することを決めたと思われる。
KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneもHuawei Technologies製のスマートフォンの発売を見合わせていたが、販売の開始を延期していたHUAWEI P30 lite Premium HWV33を2019年8月8日に発売する。
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